usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

好きなことばっかりして〜!

こんにちは!
うさカンです。

夏休み、いかがお過ごしですか?
子供が「やることもやらずに好きなことばっかりしてる」と怒っていますか?

今日は、起立性調節障害の子供を持つ母の気持ちを書きたいと思います。


我が家の娘は、起立性調節障害と診断されて、自宅療養中です。

どんな感じかというと、

起きてから一日中、「もう疲れた」と言っています。
足が常に怠い、脳が疲れている、と言っています。

頭痛、吐き気、
最近は腹痛は少しいいようです。

そして、睡眠リズムがバラバラです。

前にも書きましたが、
睡眠リズムが少しずつズレてしまうので、自律神経と体内時計がうまく働いていないのだと思います。

市内に睡眠外来の専門病院がありません。

遠い病院に行くには、起きていないと行けません。
通い続けることは、今の体調では不可能だと思います。

起立性調節障害の専門病院もありません。

市民病院にやっと児童精神科が出来たようですが、中学生までだそうです。

大人の心療内科は子供は受診出来ないそうです。

病院ひとつかかるにも、いろいろと難しいのです😢


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朝から疲れている、そして心臓がドクドクしている(頻脈)ということで、階段の上り下りだけでも辛いようです。
体調がいいときは筋トレしてるようですが、運動はけっこう厳しそう。

かと言って、脳の血流が悪く、難しいことは考えられない、集中力もない、と言っているので、

何をしたらいいのか本当に難しいのです。

好きなことだけしてればいいよ、と言っても、
動くのもダメ、考えるのも無理、となると、なんだか出来ないことだらけなんです。

ゲームやYou Tubeも楽しんでいるし、絵も描いてるし、食べれるものを食べてるけれど、長く続けるのは難しいようで、

ただ暇な時間だけが存在しているようです。

そう考えると、好きなことに熱中出来ることって、当たり前の普通のことではないんですね。

しかも、悪いことでも全然ないし。

ただ幸せなことなんだ、と思います。

好きなことを好きなだけ出来ること、大切にしてくださいね!


*****

コロナ禍の子供達は、学校の行事や修学旅行、様々なことが延期や中止になって、
ただ静かに黙々と勉強するか食べるか…

そんな学校生活を送っているかと思うと、親としては本当に可哀想で辛いですよね。

実は、我が子はもっと前から起立性調節障害という病気になり、友達と鬼ごっこやゲームをすることも、学校に行くことも、全部出来なくなりました。

私は我が子がそうなるまで、
学校生活、日常生活が当たり前だと思ってきました。だから、当たり前のことが出来ない娘が可哀想で可哀想でしょうがありませんでした。

でも、可哀想といくら言っても、状況は変わらないんですよね。
結局、私はそこから、いろんな不自由がある方のことに気が付き、想像するようになっていきました。

もちろん全てのことは分かりませんが、世の中にはいろんな人がいるんだな、という存在を、本当の意味で実感するようになりました。

そこが、私の可哀想からの学びでした。

もちろん今でも可哀想なのは変わらないけど。


なので、今の子供達も、ただ可哀想で終わることなく、いろいろ「出来ない不自由」に想像することを学んで欲しいな、と思います。

当たり前のことが出来ない人は、どんな気持ちになるのかな、そういう人にもみんなと同じチャンスがある為にはどうしたらいいのかな、

きっとこれからの人には、沢山の優れたアイディアがあるんじゃないかな、と期待したいと思います。

私たち大人が、サポートしてあげたいですね。
ただ残念で落ち込むだけにならないように、導いてあげたいな、と思います。


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さて、今夜はインスタライブがあります🎶

ameblo.jp



マイノリティについて考えたい方も、きっと楽しめる時間になるんじゃないかな?

本当に今は世の中全部がいろんな意味で苦しい時です。

当たり前だけど、命の保障はないですよね。
そんなことも忘れがちな私たちでした。

私はだんだん老化現象で、
子育て後にやろうと思っていたことが出来ないかもしれないな、と感じていることがあります。

もちろん、まだ分からないけど、もしそうなっても若い時に散々楽しんだので諦めはつきます。
(五十肩でもう踊れないかもしれない予感)

人間はいつどうなるか分からないんだから、
若い時に出来ることを後悔しないようにいっぱいやったらいいんじゃない?というのが私の持論です。

若い時にやんちゃした人は、
今度は次の世代の為にひと肌脱ごう!
みたいな大人になるんじゃないでしょうか。

若い時に抑圧されて育ったら、大人になったらどうなるのか想像してみてください。

是非、好きなことをできる、ということが、
当たり前ではなく幸せなことなんだよ、と
伝えてもらいたいな〜と思います。