こんにちは!
うさカンです。
うちの娘、夏休みの宿題をやっていません💦
夏休みのはじめの頃に私が考えていたことは、
一学期の勉強をほとんどやらなかったから、夏休みの宿題をやって、復習というか一学期分の勉強がカバーできたらいいな、確認できたらいいな、ということでした。
だから、めんどくさいと言ってる娘に付き合いながら数ページはやりました。
娘は教えてなくても、3年生の一学期の勉強は簡単そうです。
やればあっという間に終わるんだから、やればいいのに、と思うけど、
娘はやりません。
「やったほうがいいのは分かっているけど、めんどくさい、つまらない、やる気が出ない」と言っています。
そのうち、コロナ感染者が増える中での夏休みを、工夫しながら自分なりに過ごしている娘を見て、
「別に今やらなくてもいっかあ」と思うようになってきました。
きっかけは、娘と長女も含めて3人で話していた時に、友達と遊べないことにシクシク泣き出したことでした。
こんなに我慢してる子に、これ以上何かやらせなくても、自分の機嫌を毎日自分で取りながら、自分なりの楽しみを見つけて上手に暮らしているだけで、満点のような気がしました。
なので、宿題に関しては本人に任せることにしました。
我が家はどうせ9月からも登校しないと思いますし。
夏休みの宿題は、秋にやれば秋の宿題と呼べばいいし、4年生になってやれば今の半分の時間で出来るようになるかもしれないし、
その時に出来ることを考えようと思います。
『10年後の心配は、、10年後の自分が
きっとなんとかしてくれる!というある意味他力本願?!なマインドも大事です🤣🤣』
この言葉、いいなあと思いました!
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先日、朝のスッキリという番組で、アイヌ民族の差別問題の特集をやっていました。
たまたまついてたテレビを、娘は真剣に見ていました。私は、こういうことに興味があるんだな〜と思って見ていました。
私は小学生の時に、北海道のアイヌ村に行ったことを覚えています。
特に差別も偏見もなく、「そういうものだ」という感じで受け止めたんじゃないかと思います。
百聞は一見にしかずですね。
それにしても、何故人間はマイノリティを差別するんだろう?
私は自分が不登校の親になり、初めてマイノリティになりました。当時は学校の中で不登校な子はうちしか知りませんでした。
700人以上いる中のひとりです。
(もちろん知らなかっただけで他にもいたかもしれないけど)
そうなると、相手は差別や偏見のつもりはなくても、やっぱり少数派はどこか変な人、変わった人、何かが悪い人、という目を感じました。
普通に生きてるだけなのに、ちょっとおかしな人、可哀想な人、努力が足りない人そんな風に見られた感じがしました。
きっと子供たちも、マイノリティの気持ちが分かったんじゃないかな。
だから、アイヌ民族の問題に興味を持ったのだと思います。娘にとっては、宿題よりもよっぽど面白いと感じたのでしょう。
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ゆたぼんくんが、差別についての動画を出していました。
「学校でなにを習ってきたんだ」という発言がありました。
マイノリティを経験したことある子供たちは、差別偏見をしないのが「普通」という感覚が育つのでしょう。
私の解釈では、学校を否定したのではなく、
学校に行ってない子を差別偏見しないでね、
というメッセージだったんじゃないかな、と思いました。
学校で小さいうちから、
世の中にはいろんな人がいて、
どんな事情があっても、どんな選択をしても、
みんな命の重さは同じで、同じ人間なんだよ、
と教えるべきだと思います。
人々が、差別や偏見をしないように気を遣う世の中ではなく、
差別することを「なんか変だな」と感覚的に違和感を感じることができるような人間を育てていくのがいいと思います。
その為には、たぶん論理や概念で習うよりも、
マイノリティと交流してみる、百聞は一見にしかずの体験があることがとても分かりやすくて理解しやすいんじゃないかな。
マイノリティの友達がいたら、マイノリティを差別するような発言にはなりにくいと思うのです。
どんな人間にもパーソナリティがあって、
普通の人間と同じなんだな、と思う感覚を、
学校でも育てていってほしいな、と思います。
マイノリティを実際に経験してみることも、大きな学びだったんだなあ、と気が付きました。
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せっかく新しい学びが学校でも始まるところだったのに、このコロナ禍で難しくなっていることが残念です。
usagi-company-lab.hatenablog.com
みんなでマスクをして、ひたすら大人しく先生の話を聞くだけの授業が一番安全なのだそうです。
下手に休校にして、友達と遊んだり、どこかへ遊びに行ってしまうほうが危険だと聞いたりもしました。
子供を学校の椅子に縛り付けているようで、なんだか悲しくなってしまいます😢
私は学校でたくさんのアクティブラーニングができるようになれば、「学校が楽しい!」と思う子供も増えるんじゃないかと思って期待していました。
しばらくは、そういうことも難しいでしょうし、やる気満々だった先生方も気の毒だなあ、と思います。
なにか工夫できるといいですね。