usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

宿題は 嫌ならやらなくていいのか?

こんにちは☺
うさカンです。

本田選手のツイッターで、宿題は 嫌ならやらなくていい、という発言があって、それに対してのやり取りが紹介されていました。

そのツイッター自体は見ていないので、そこに対しては意見を言えませんが、とても興味のある話だったので、私の意見を書いてみたいと思います!


「宿題は嫌ならやらなくていいのか?」

宿題は絶対にやるべきでしょうか?

私は理由があれば、やらなくてもいいと思います。
宿題は絶対ではなく、その日の都合により出来ない日があってもしょうがないのでは?と思います。

長女を育てている時は、私はそう思っていました。

例えば、学校のあとに病院に行って、帰りが遅くなってしまった日、私はなるべく早く寝てしっかり睡眠を取って欲しいから、宿題はやらなくていい、と思いました。でも、娘はやっていましたね。やっつけ仕事みたいに。


じゃあ、特に理由はないけど、好き嫌いで宿題をやらない、それはどうなのでしょう?

私は宿題というか勉強を毛嫌いしてしまうのは、その子供が可哀想だと思います。
宿題が楽しいことであれば、どの子も宿題やろうって思えるんじゃないかな、と思います。

だから、嫌ならやらなくていい、というのは、ちょっと乱暴すぎるって思う。

今、日本で流行っている、自己責任論につながると思います。

日本の教育は、ただ子供に知識を詰め込むより、子供たちが様々な分野を深く知りたいと思うように、子供を学習好きにさせるところにもっと力を入れていけたら、もっと楽しい学校、になるんじゃないかな~?

(そういう学校を作る為には、学校の先生がもっと授業作りに集中できるように、仕事の時間を整理できないと無理だと思います。)


楽しい授業や宿題で、幅広い知識を身につけることが出来れば、将来の選択も楽しみになりそうな気がします。

また、最初は苦手だったり嫌いな科目でも、いい先生に出会ったきっかけで楽しくなるということもあると思います。

さらに、苦手や嫌いの中から楽しみを見つけるという経験が出来たら、大人になってからも どんなことにも幸せを見つけて生きていくのが上手になり、生きやすくなると思います。

嫌いなものを、「大人になっても我慢することは沢山あるんだから、その練習だよ」とは私は言いたくない。それでは自分の将来が、大人になることがいいこととは思えなくなっちゃいそう…

いろいろあるけど人生は楽しい、そう思って過ごしていきたいです。


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先日、子供四人を東大に入れたママの話をチラッと読みました。
私、もともと学歴に興味がないので、その手のママの話はスルーなんですが、何故かたまたま読んだんですね。そしたら私が思っていたことと違うことが書いてありました。

学歴を追い求めるお母さんは、熱心に子供の勉強をさせる、ワークさせるのかと思っていたら、意外にももっと楽しく幅広い、そして深い勉強をオススメしてたんです。

例えば、星座の勉強の時は、本当に夜空を一緒に観察してみるとか、植物の勉強には植物図鑑を読むとか。

へ~、私の偏見で机だけでドリルや暗記を頑張るって勝手に思っていたけど、そうじゃないのね、と知りました。

きっと子供にとっては、「学習が楽しい」と思うきっかけをお母さんに作ってもらって、そう育てられていくと自然に勉強好きになって、東大に行けたのかな?

宿題も面白がって出来るように、お母さんがいっぱいアシストされたのかも、って思いました。

そのお母さんは、専業主婦で、子供たちの勉強を見るのがお仕事のようなものだったのかもしれません。

私は (学歴にはこだわらないけど) 同じ専業主婦として、子供が勉強楽しいって思えるようにたくさん一緒にサポートしていきたいと思っています。

長女の時にはもう少し放任主義でしたが。


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でも、親の中には向き不向きもありますし、いろんな事情で誰でも自分の子供をサポートできる訳じゃないと思います。

私は自分が病気だったので、やりたくても出来ない気持ちがとても分かりました。

今の社会は基本的に自給自足ではなく分業の経済ですから、自分の子供は自分で育てるっていうのが難しいことも多いと思います。
だから、学校や先生の役割があるんですよね。
子供は社会全体で育てていきたい。

今、例えば看護士さんのお子さんは、社会的に必要とされている親の仕事があるから、宿題や勉強のアシストを親に求めるのは厳しいかもと思います。
それでも不公平なく子供が楽しく教育を受ける為に(そして親が安心して働けるために)は、専門家である先生がしっかりと、子供のアシストをして欲しい訳です。

公立の教育にしっかりして欲しいと私が考えるのは、そういう理由です。


我が家が体力的にも経済的にもいろんな意味で大変な思いを経験していなかったら、気付けなかったことだろうな~と思います。

だからこそ、
もっと学校には、子供が楽しくやりたくなるような宿題を出して欲しいと思うのです。
そして、子供たちが十分にやりたいことに熱中できる時間の確保も大切だと思うので、分量もよく考えるべきだと思います。

学校の授業が楽しくて満足できるなら、塾はいらない子も増えるかもしれません。


子供の感情で、好きだからやる、嫌いだからやらない、だけでは、家庭環境によって随分な差が生まれてしまう気がします。

(きっと本田選手のやらなくていい発言は、そういう宿題じゃないからやらなくていい、とおっしゃったのかもしれないと思っています)


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今日は日曜日ですが、我が家の次女は課題をやりました。
平日は毎日課題があるのですが、火曜日に来る自分の誕生日には勉強したくない、ということで、日曜日にその分をやることに決めたようです。

なんで勉強嫌いなのにやるの?と聞いてみたら、

「将来、死なない薬を開発するから」

そのために嫌いでも勉強はやるそうです。
勉強が将来の役に立ちそうだと考えているようです。

だから、娘の夢を叶えるために、楽しく勉強できるように私はアシストしていきたいと思います。

娘は、自分も私もペットのウサギも、ずっと一緒にいられるような薬が欲しいって思っています。

でも、本当にやりたい仕事はテレビでバラエティーでも活躍できるモデルさんなので、薬の開発はバイトくらいの仕事にするそうです😅

夢が大きいのです!


今日は、私達夫婦で買い物に行っている間に、お姉ちゃんにアシストしてもらって課題をやりました。
お姉ちゃん、ナイスアシストです。

私は1週間分の買い出しでヘトヘト…

とても勉強見る元気はなかったので、よかったです。

今日は、音読とひっ算と一年生の漢字の復習をやりました。
どれも大切な学習だと思います。

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ということで、今日はちょっと長くなってしまいました。
みなさんは宿題に関してどのように考えますか??


私は今日は買い出しだけで疲れてしまいました~!

宿題は元気な時にやるものだと思います!!