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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

「地域に"だいじょうぶ"のタネをまこう!」講演会に参加しました。その1

こんにちは☺
うさカンです。

もう先週になってしまいましたが、
3月9日に、藤沢市社会福祉協議会主催の福祉講演会に行ってきました。

tomosimple.shounan.main.jp

西野博之さんは、川崎に

「子供夢パーク」を立ち上げ、代表をしていらっしゃいます。
何度かテレビで拝見していましたが、なかなか講演会に当たらなくて…💦

今回初めて、直接お話を聴くことができました☺

私は午後から子供たちとのイベントがあったので、残念ながら最後の質問コーナーまでいることができなかったのですが、私なりの感想と、シェアしたい内容を書いていきたいと思います。

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その1 不登校の現状と理解、子供編

データ(配布資料より)

不登校の児童生徒数 (小中学校生)
全国で14万4,031人 (2018年10月文部科学省発表)
全国公立中学生の30人に1人が不登校(神奈川県は、24人に1人が不登校)

* 小中高校でいじめの認知件数は、41万4,378件
そのうち、小学校でのいじめが 31万7,121件
(2017年10月文部科学省)

把握できてるだけでも、すごい数ですね💧

講演の中で、
「小学生でのいじめのピークは何年生でしょう?」
という質問があり、私はてっきり高学年なのかと思っていたら、
なんと答えは
「小学校2年生」
だそうです。

「小学校2年生になると、かけ算九九が始まって、出来ない子供が親にののしられると、
学校でそのストレスを発散する=自分よりもっと出来ない子を見つけて自分が言われたこと(そんなのも分かんないの?バカ!アホ!!)をぶつける。
それがいじめにつながっていく…」

へ~そうなんだぁ。怖い😖

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ここで思い出したエピソード、私の体験です。

ある日、ビル7階の病院へ次女を連れていく為、3階でエレベーターを待っていました。
すると、あとからあとから8階の塾へ行こうとする子供たちがやってきます。
小学校中学年くらいの子供たちでしょうか。

エレベーターが来るたびに、子供たちが我先にと乗り込み、なかなか他のひとが乗れません。
娘がその勢いを怖がって、階段で行きたいって言うけど、さすがにそんなに昇れないよ(私の足が😅)。

賢い(?)子は、一回下へ行くエレベーターに乗り込み、そのまま戻ってきて上まで行っていました。

私は、しょうがないから娘に抱っこしてあげようか?って聞いたけど、さすがにそれは恥ずかしかったみたいで、ぎゅっと手を繋いで乗り込みました。

7階に着くと、私達親子が降りる前に、子供たちが、だぁー!と降りてって、階段にダッシュ。半分くらいの子供たちがあっという間にいなくなりました。

エレベーターがいったん止まるのを待つより、階段ダッシュした方が、あと一階分だから早いって判断したんでしょう…。

なんか、私も娘もあっけにとられてしまった出来事でした。

きっと頭がいいと言われる子供たちなんでしょうね。競争には負けないし、時間はきっちり守る。大人から見ると、褒めるポイントがいっぱいに見える子供たちなんだと思います。

でも、HSC(ひといちばい敏感な子)の我が子は、自分のことより他人のことを優先してしまうので、↑のような競争社会は無理だろうな~と思いました。

案の定、帰りのエレベーターもびくびくして、階段推しでしたが、誰も乗ってなかったので、一安心して帰ってきました😄💦


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もうひとつエピソードをご紹介します。

まだ長女が小学校低学年だった頃、
娘はお友達と遊ぶのが大好きで、平日は習い事も入れずにいろんな友達を連れてきて遊んでいました。

そして、帰りの時間になると、みんなあっという間に(いつの間にか)帰ってしまうのです。
みんな猛ダッシュみたい。

遅くなると、ママに叱られるって。

とりあえず、私も追いつけば、
気をつけて帰るんだよ~!って声かけてましたが。

きっと、お母さんたちは、
自分の子供が家主に挨拶もせず、
片付けもせずに帰っていることは知らないんだろうな~と思っていました。
働いているお母さんも多かったし、私もお母さん方を知らないことも多く、そのままでしたが。

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子供も、自分が怒られないように、自分を守ることに必死で、そういう知恵はすごい発達するんでしょうね。
そして、そういう子供たちがまた次の社会を作っていくのかな?

「勝ち組?」の中で、学校に行けなくなった子は、
「負け組?」

私は、上記のような子供たちが「強い」、
優しい子、思いやりがあって傷つきやすかったり損しがちな子が「弱い」訳ではないと思います。

上記のような子供たちも、ゆっくり話してみると、みんな「いい子」なんですよね~。
ただ、大人の育て方、価値観に合わせて育っているわけです。

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ちょっと講演の話とはズレてしまいましたが💦💦

子供たちのストレスについてのお話でした。

その2に続きます。