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最近は教育や社会の問題に興味があります。どうぞよろしくお願いいたします。

学校休校になってわかる、不登校親子のこと

こんにちは☺
うさカンです。

いよいよ学校の休校がはじまりました。
私はコロナウィルスにドキドキしながら登校するのは心配だったので、基本的には休校になってホッとしました。これで子供たちや、お年寄りや基礎疾患のある方に感染させてしまうのも防ぐことができたらいいなあ、と思います。


ただ、突然の休校は、家庭の努力がかなり必要で、困ってしまうご家族も沢山あることも分かります。
子供一人のお留守番は不安ですし、食事や生活面、メンタルのケアなど、様々なことが「いつも通り」に出来なくなってしまいます。

このような事態、実は多くの不登校の親子が最初に経験してきたことだと思います。

不登校という言葉は、「学校に登校していない状態」を表す言葉だそうです。その理由や背景は様々です。

そういう意味では、今の子供たちの状況も、学校に行けない=不登校と同じ状況にある場合もあると思います。
その親たちも同じ困難ではないかと思ったりします。

不登校というのは、選ばれた子供たちがなる訳ではありません。
いじめや教師からの理不尽な対応など、偶然起こるようなこともあります。
子供の特性と学校の指導が合わない場合も、子供が悪いわけではなく、学校の対応、受け入れ体制が整っていないから、子供の居場所としての居心地が悪くなってしまうのだと思います。

親にとっても、
まさかうちの子が…とか、
なぜうちの子が…とか、思うことが多いと思います。

親も選ばれた訳ではありません。
必ずしも余裕があって、裕福な家庭の子供だけが不登校になる訳ではありません。
親がシングルだったり、共働きだったり、病気や障害などを持っていたり、実家に頼れなかったり…

まさに今の休校の悩みと同じです。
今ならこの思いを共有できるかもしれないと思いました。

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たとえば、100組の親子がいて、不登校がそのうちの一組だったとします。
誰を支援するかといえば、一組のために予算を使うより、99組に利益があるほうが、予算の使い方としては納得される方が多いと思います。

でも、もしかしたら偶然自分がその一組になるかもしれない!
そういうことがマイノリティの支援なんだと思います。
今回の休校では、はじめて全国の皆さんが、学校に通うことができない体験をしました。
そうなると、どんな問題が起きて、どんな支援が必要なのか、たくさん議論される機会となりました。

もちろん、今はコロナの終息に向けて、国民が一致団結する時で、一刻も早く解決させたいと思いますが、落ち着いたあと、社会がこの経験を忘れないで、不登校の問題についても考えて、生かしていって欲しいなあ~と思います。


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ところで、いろんな人が支援を受けたいとか、もっと予算が欲しいとか、そういう思いがある中で、そういうことには限界があり、優先順位があることも分かります。

子供たちに借金を負わせるような対策では、意味がありません。

私は、不登校の支援も考えて欲しいけど、根本的には「不登校を減らす対策」をもっと真剣に考えて欲しいな~と思います。

もちろん、子供と親が、学校には通わずに違う形の学びを選択したいという思いがあれば、それは尊重されるべきだと思います。
子供だって、人間として自由に人生の選択が出来れば、本当に幸せだと思います。

同じように、
本当は学校に行きたいとか、
こんな学校であれば学校に行きたいとか、
そんな「学校に行きたい」思いも尊重されるような学校作りも大切だと思います。

今の世の中は、
だんだんと学校が合わなければ学校に通わなくてもいい、という考え方にシフトされてきています。

でも、学校の運営が子供の実態に合わなくて、理不尽な教育のために学校に行けなくなる不登校の子供もたくさんいると思います。

どんなタイプの子供でも、「公立の学校」ならば受け入れるべきだと思うし、子供たちにとって、
安心で安全な居場所として保障して欲しいな~と思います。

子供を学校の形や大人の価値観に無理矢理合わせるのでは、不登校を増やすだけだと思います。
窮屈な教育はストレスを産み、教師間の競争や子供同士のいじめにつながることもあると思います。

もっと個々を尊重して、特性に合う教育が、工夫して公立学校でフォローできたら、不登校の子供を減らすことができるのではないかと思います。

教師の人数や勤務時間など、問題はいろいろあるけれど、ひとつひとつ議論させて欲しいと思います。