usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

学校をしっかり休む

こんにちは。
うさカンです😊

今週から学校が始まった地域がありますね。
こんなに暑いのに、登下校は大変ですね。

子供によっては、家で過ごすことに飽きて、学校が始まるのが嬉しい💓
っていう子が多いかもしれませんが、

もしも、学校が辛い、休みたいって子供が言ってきたら、どうしたらいいのかしら?

それは、一人一人状況が違うと思うので、一概には言えませんが、

もしも、休むと決めたなら、どういう風に休んだらいいのかな?と考えてみました。


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まず始めに、
しっかり休みたい夜に、うつらうつらと浅い睡眠で8時間眠るのと、深い眠りで6時間だったら、

どちらが疲れが取れるでしょうか。

たぶん、多少時間は短くても、睡眠の質よく しっかり深く眠れる方がいいと思います。


子供たちが心や体が疲れていて、学校に行けない状態だったら、まずはしっかり休めることが大切なのかな、と私は思います。

中途半端に休んでも、休んだ気がしないのではないか、と思うんです。

だから、私は子供たちが学校に行っていない時、とにかくしっかりお休みして、気持ちも体も充足させることが、多少時間がかかってもしっかり復活できるのではないか、と考えています。

その間に学校とどういう連携をとるかは難しいですが、お母さんにもお父さんにもストレスにならない付き合いができるといいなあ、と思うので、主導は両親、とハッキリ心に決められたらよいのではないかと思います。

私も学校に対して、
「先生のおかげで」とか
「ありがとうございます」とか
散々伝えましたが、そうしつつも、こちらの意見も冷静に伝えました。

出来ないことは出来ない、
こうしたいという こちらの思いなど、

全て受け入れてもらうのは難しいと思うけど、
検討だけはお願いしました。
却下されたことも いろいろあったけど、
言わないよりはマシです。

感情的に言ってしまうと、モンスターピアレンツと言われてしまうので、あくまで冷静に伝える下準備が必要です。


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さて、子供の心身をゆっくり休ませるために心と体を解放してあげるには、やっぱり親のほうも心構えが必要かな?と思います。

私は昔は、
「体調が悪いなら学校には行かなくてもいいから、せめて元気な時はお家のルールは守って欲しい」と思っていました。

でも、娘は体が思うように動かなくて、精神的にも辛かったのでしょう。

私のプレッシャーからのんびり出来なくて、

私は友人に、
「娘ちゃんが可哀想」って言われました。

その言葉がきっかけで、いろいろ細かいことを言うのをやめました。

友人が言ってくれて、初めてハッとしたのです。

学校を休んでいても、お家でリラックス出来なければ、きっと療養がいつまでもだらだらと続いてしまうでしょう。
いつまでも辛いままだと、復活出来なくて、本当に引きこもりになってしまうでしょう。

心身共に完全に満たされたとき、初めてまた社会と関わりたい!という気持ちが生まれてくるのだと思います。

親が口うるさく、いろんな事を言わなくても、自発的に動く日が来るまで、ゆっくり信じて見守ってあげたら、また動き出すことでしょう。

今、私はそう思って、毎日子供たちと暮らしています。

我が家の場合は、そんな感じで、ちょっとずつちょっとずつ子供が元気になってきて、出来ることが増えてきたので、見守る私も楽しいことが増えてきました。

本当に小さな変化からです。

焦らなくても、まだまだ時間はあるよ、と子供たちに話して、安心させてあげられたら、親の役目が果たせてるのかな?と思います。

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親が子供をゆっくり休ませることに不安だったら、こんなことを考えてみたらいかがでしょうか。

私、昨年の手術あとに、体調がなかなか良くならなくて、病院を何軒かハシゴしていました。どの病院で私の体調を良くしてくれるのか分からなくて、一生懸命調べていました。

手術した病院は、外科の手術が上手で有名らしい。

お医者さんにも、いろんなタイプがいるんですね。

とんとん拍子でお医者さんになったエリートと、もともと医者になるつもりはなかったのに、人生の途中から医者を目指した方。

私は、手術後は技術だけではなく、人間味あふれるお医者さんにお世話になりました。
よく話を聞いてくれて、励ましてくれたりアドバイスをくれるようなお医者さん。

そういう言葉をひとつずつ拾って、だんだん元気になりました。

私はその時、
お医者さんも、いろんな人生経験だったり、苦労をしたことがある先生のほうにお世話になりたいと思いました。


もし、例えば不登校の子供が、ある時に目覚めて「お医者さんになろう」と頑張ったら、それまでの経験も生かしていいお医者さんになると思うんです。
他のお医者さんよりスタートの年齢が遅れても、いいお医者さんになると思うんです。

それは、不登校の時間に勉強は進んでいなかったかもしれないけど、
自分の経験と心を育てる大切な時期だったから、と言えると思うんです。


お医者さんというのは、ひとつの例ですが、
将来何になるとしても、勉強以外に心を育てる、立ち止まる時期があったとしても損な時間ではないと思うんです。

きっと人を思いやれる、マイノリティの気持ちが分かる立派な人間に育つと思います。

だから、今だけを見て焦る必要はないって私は思うんです。


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人間、休息も必要で、そのタイミングは人それぞれ。

休む時にはきっちり休ませてあげたいなあ、と思います。

そのあとに、少しずつ自発的に出来ることが増えてきて、
今の私は少し感動しています。

私がつべこべ言って、しっかり休むのを妨害しないように気をつけたら、子供自身がしっかり考える力を付けてきています。

まだまだゆっくりと伸びるはず☆


子供を信じるというよりも、
子供が自分自身を信じて生きていけるように
応援したいと思います。