usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

16歳までの育てかた

こんにちは!
うさカンです。

娘がもうすぐ16歳になります。

娘は、私と夫の子供でよかった!と言っています。
人には恵まれた人生なんだそうです。

親にあーしろ、こーしろ、と言われないから、幸せなんだそうです。

私のような親はレアケースみたいです。


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先日、母に言われて気付いたのですが、
私が昔、単身アメリカにホームステイしたのは16歳の時でした。
もうすぐ娘がその年齢になるとは驚きです💦

私は自分が16歳半くらいで、一年間親に頼らずに生きたこと(実際には金銭的に助けてもらい、手紙や電話のやり取りはあったけど)、

それくらいのたくましさを娘にも育てたいと思っていました。

娘は割としっかりしてる子だし、私に出来たんだから出来るだろうと。

親が側にいてもいなくても、日々のいろんな判断は自分で行っていくという、自立した生き方、それが大切だと思っていました。

だから、自然とそういう方向で子育てしてきたのかもしれません。

小さな頃から、

はいパンツ履いて、靴下履いて…
と、なんでもかんでも指示していたら、
言われないと出来ない子になってしまう。

ある程度の年齢からは、
「次は何をしたらいいのかな?」と考えることが、

自分の人生を創っていくことにつながるのではないか、と思います。

(でも、周りの子はわりと過保護な子が多かったから、娘はそれなりに苦労しちゃったかな、と思います。)

こういう育て方をしていると、一見優しくて物分りのよい、楽な親に育てられてる、と考えがち。

でも、実は違うのよ。
自由には必ず責任が伴うのだから、
好きなようにやっていいよ、という育て方は実はよっぽど厳しい育て方なんだよ、と娘には話しました。

親が、勉強しなさい、宿題しなさい、どこの学校を受験しなさい、と決めてくれたら、子供は何も考えなくても成功していけてラクチン。

まあ、そんなにうまくは行かないですけどね。

実際には、思う通りの人生なんてありえない!

いろいろあるから充実した人生ですよね。

少なくとも、自分で決めたことなら、失敗しても親のせいには出来ないけれど、納得は出来るんじゃないかな?と思います。

親は産んだだけ、あとは自由に生きなさい。

そして私は、子供の自由を守るために、なるべく余計なことはしないように、と気をつけています。

私はおおまかに言えば、そんな感じで育てています。

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子供には子供の人格や考えがあるのだから、
親の思い通りになるわけはありません。

でも、子供の考えを尊重していけば、
絶対に親の悲しむことはしないし、幸せになると信じています。

突然16歳になったからといって、しっかりしてくるわけではありません。

やっぱり小さい時からの積み重ねで、今の娘の姿がある。

辛いことも多かったかもしれないけれど、これまでよく頑張って生きてくれました。


ありがとう💚