こんにちは!
うさカンです。
コロナウイルスの後遺症で、
倦怠感ややる気が出ないという症状について、よくニュースなどで聞きます。
この倦怠感ややる気のなさが続くことについては、なかなか経験していないと理解しにくいと思います。
そこで今日は私が体験してきた倦怠感の体感と感じたことについて書いていきます。
この記事を読んで、理解が進むといいな、と思います。是非参考にしてみてください。
私たちは誰でも、風邪やインフルエンザなどの発熱で、倦怠感は経験したことがあると思います。
また、何か嫌なことがあった時に、気分の落ち込みから怠い、動く気がしない、という経験もしたことがあると思います。
それが短い期間の倦怠感だと思います。
私は子育ての最中、まだ子供が小さかった時、
自分が発熱しても、なんとか気合でその日を乗り切ったことがあります。
もちろんいつも通りには出来ないけど、力を振り絞ってごはんだけは作って、そのあと寝込んでた…とか、お母さんなら経験があるかもしれません。
だから、倦怠感は、気合いでどうにかなるもの!と思ってしまうと思います。
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ところが、倦怠感が長く続くと、もう気合いではコントロール出来なくなってしまいます。
我が家では、長女の起立性調節障害、
私の貧血や手術後の不調、そして更年期など、
とにかく倦怠感が続きました。
その時の状況を説明します。
はじめはたぶん、軽い倦怠感から始まったのだと思います。自分でも「ちょっと疲れてるな」とか、「寝てもなかなか疲れが取れないな」みたいな感じです。
でも日常は流れていくので、だんだん力がなくなっていっても、立ち止まることは出来ませんでした。
そして限界がきて、もう気合いだけではどうにもならない、食べても寝ても復活しない状況になりました。
毎日出来ることといえば、ベッドでゴロゴロ、ソファーでグタグタ…
やるべきことなんて何にも出来なくて、朝から夜まで動けない。
体の力が抜けてしまって、出来ることは、テレビ、You Tube、読書、ゲームなど。それすらめんどくさいこともありました。
なんで動けないかというと、
自分より重たい重さの布団が常に被さっているような感じです。
自力でこの布団をどけようと思っても、自分の力では無理〜!!
そんな感じです。
風邪の時に、瞬発的に頑張れたお母さんから見たら、
「いつまでグタグタしてるの?」
「少しは気合いを入れて動きなさい」
「とりあえず、やることやってからのんびりしなさい」
「お母さんだって疲れているのに頑張っているのよ」
そんな言葉が出てくるかもしれません。
長く続く倦怠感は、メンタルも疲弊させます。
私の場合は、
手術で患部を摘出したのに、何故いつまでも元気にならないんだろう…と随分落ち込みました。
そして、「平均」過ぎても治らない自分が情けなくなってきました。
人間、たぶん理由が分からないことには、とても混乱します。そして、明確な理由が分からないと、自分でも
「気合いが足りないのでは?」
「メンタルが弱いのでは?」
「甘えているのでは?」となってきます。
とにかく体の怠さ、重さが取れなくて日常が制限される上に、心まで沈んでしまい、本当に本当に辛い日々になってきます。
重たい布団を自分に乗せて、
いったい私は何をしているんだろう?
何のために生きているのだろう?
どうやったら治るんだろう?
いつまで続くのだろう?
と、ただただ不安になるばかりでした。
娘の場合も、なかなか正しい診断が得られなかったので、同じような感じだったと思います。
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コロナウイルスの後遺症と言われている方も、
コロナは陰性になったのに、匂いが分からないとか、味がしないとか、スッキリ治らないと、どんどん心配になってくると思います。
そして体も重いし心も不調だし…という感じになるのかも、と想像します。
倦怠感が気合いでは動けないとか、やる気が入らない感じが分かっていただけたでしょうか?
人間が自由に動けるって、実は貴重なことなんですね✨
でも、長い人生では、不調になることも、思い通りにならない時もあると思います。
誰にでもあると思うんです。
いろんな原因で倦怠感が出ると思うし、子供だと倦怠感なんて言葉を知らなくて説明できないかもしれない。
そして体が老化してくれば、大抵の人は思い通りにならない体に気がつくでしょう。
そんな時は、自分の出来ることを楽しんで!
人生の休憩時間だと思って、好きなことに専念しているうちに、少しずつ心身にエネルギーが溜まってくると思います。
焦らずに、ゆっくりゆっくりでいいんだよ。