usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

子育てのイライラをなくす方法

こんにちは!
うさカンです。

私が2年前に卵管と子宮を摘出してから、生理がなくなってビックリしていることがあります。

それは「イライラ」しなくなったこと。
私、神様になっちゃった?ってくらい、ほとんどイライラすることがありません。

卵巣は残っているので、女性ホルモンの影響は毎月あるはずなのですが、私には波は感じません。

この術後の変化は人によるようなので、子宮がなくてもイライラが続く人もいるようです。

また、今度は更年期でイライラする人もいるようですが、今のところ私にはありません。


こうしてなくなってみるとよく分かるのですが、
女性って毎月毎月女性ホルモンの影響を受けて、自分をコントロールするのがとても難しいんだな…と気が付きました。

別に私がいい人に変身したわけでも神様になったわけでもなく、ただ女性ホルモンに振り回されなくなったということです💦

その前は、ひどくはなかったけど、やっぱり訳もわからずにイライラして、子供を徹底的に怒ってしまったこともありました。
夫が見かねて、もう少し優しい言葉にしなよ、と言ってきたこともありました。

その時にハッと我に返りましたねえ。

ほんとに長女には申し訳なかったです。

今は怒ることがほぼないので、You Tubeのお母さん「あるある」が全然当てはまらない!と次女が言っています。

普通のお母さんが怒るポイントで怒らないからみたいです。


こんな経験をした私がお伝えしたいことは、
「イライラ」に振り回されて困っている方は、是非治療をしてほしいな、ということです。

婦人科にかかれば、ピルや漢方薬の処方など、いろいろと方法はあるようです。
漢方薬局で証を診てもらって漢方薬を処方してもらうのもいいでしょう。

市販でも、漢方薬はいろいろとあるので試してみるのもいいかもしれません。

とにかく我慢しているのは自分も辛いし、子供にもいい影響がないと思います。

人に感情をぶつけてもいいんだな、と学んでしまうかもしれません。

なかなか体の痛みや痒みなどがないと、治療という選択は思いつかないかと思いますが、

その「イライラ」はあなたの性格ではないかもしれないですよ。


*****

私は子供が病気なので、はっきり言って「子供が生きててくれれば何でもいい」という心境になってしまいました。

次女は病気じゃないけど、元気だからこそ何でもオッケーと思ってしまいます😅

だけど、もっと子育ての方針に影響したことは、
自分の病気でした。

子宮摘出前の治療で、リュープリンという注射をしていた時は、副作用で全然動けなくなってしまいました。一日中眠くて起きていられないし、やる気もなく、何も出来ない…

そんな情けない自分となると、毎日だらだらしすぎて、子供に怒ることなんて出来なくなってしまいました。
自分の行動を棚にあげて、何も注意や指示も出来ないし、逆に子供に感謝することばかりでした。

子供自身は何も変わらない存在なのに、親の態度が変わるなんて不思議ですよね。


そして私は今でも苦手なこと、出来ないことがあることに気が付きました。

そんなの当たり前のことなんですけどね。

人間は嫌いなこと、不得意なことがあって当たり前なんだ、と自分の欠点を冷静に見つめています。

ちなみに、私は夕飯を作ることがめんどくさくてしょうがないんです😔
頑張ってくれてる夫のために美味しいご飯を作れたらいいのに、といつも思ってはいるけれど、なかなか努力出来ない自分が情けないです。

でも、人間だから、苦手なことがあってもしょうがないと思う、主婦20年目…。

そういう自分を冷静に見てみると、
子供にも欠点があって当たり前、
そんなに怒らなくてもいいじゃないか、
と思えてきます。

今の時代は、自分のいいとこ探しが流行っていると思いますが、別にダメなところがあっても、その人間がダメという訳ではないということも忘れないように生きたいですね。


*****

最後に、もうひとつ違う話を思い付きました。

私は昔、駅ビルの学習塾に通う小学校高学年くらいの子供達が騒いでいるのを見て、いい気がしませんでした。

塾に行って難しい勉強する前に、もっと学ぶことがあるんじゃないかと、内心ムカムカしていました。

子供たちはエレベーター前で大騒ぎして、我先にと乗って行ってしまいました。

でも、今の私は気が付いたことがあります。

あの時の子供たちが、もし公園にいたら、走り回ることも大声で話すことも、きっと「元気がいい子だね」と褒められる対象になるのかもしれないな。

子供自体は変わらなくても、大人の対応がコロコロ変わるのかもしれない。

もちろん、公共の場で騒ぐのはマナー違反です。

でも、もしかしたら騒いでいた子たちは、居場所を間違えただけなのかもしれない。

本当は公園でまだまだ遊びたいのかもしれないのに、友達がみんな塾に行って遊ぶ友達がいないから、
「僕も塾に行きたい」と言ったのかもしれない。
親から見れば自発的に塾通いを希望したと思いますよね。

もちろん、これは私の想像ですけど、そんな風に考えたら、怒りよりも可哀想に思えてきました。

きっと本当に勉強が楽しくて通っている子も沢山いると思います。静かにエレベーター待ちをしてたり、注意してる子もいましたし。

同じ年齢でも、考えること、人生の目的、成長はそれぞれだと思います。

だから、一概に何がいいのかは分かりません。

ただ、怒る前に、環境が子供に合っているのかどうか、考えてみることも大切なのかな、と思いました。


*****

忙しい現代ですが、やっぱり親はなるべく子供を怒らずに育てていきたいと思っている方も多いと思います。

でも、余裕がないと、考える前にイライラして怒ってしまいますよね。

それを続けない為には、自分を見つめ直すことと、なんで怒ったのか後から自己分析することは大事だと思います。

寝顔に謝ってばかりだと、辛いですよね。
それよりも、次に生かしていく考え方にしていきたいですね。

子供がのびのびと生きることは、私は悪いことだとは思いません。

親がイライラを我慢し続けることも辛いと思います。

なので、親が納得感を持っていくことが大切なんじゃないかなと思います。

冷静に落ち着いて考える時間を持ち、次に役立ててください😀

本当に子供が悪くて怒っているのでしょうか。